韓国ドラマ「太陽を抱く月」は架空の朝鮮王朝を舞台に地位や権力、愛を巡って様々な人間模様が繰り広げられるファンタジックな歴史ドラマです。
ストーリーが壮大でドラマチックならキャストもあり得ない豪華なドラマです。
一途な王フォンをキム・スヒョン(子役はヨ・ジング)、悲しい運命に翻弄されるヒロイン・ヨヌをハン・ガイン(子役はキム・ユジョン)が演じました。
また、フォンの兄でヨヌだけを想い続けるヤンミョンをチョン・イルが演じ、切ないトライアングルラブを華やかにしました。
韓国で最高視聴率46.1%を記録したのも納得の超話題・人気作です。
この記事では、これから「太陽を抱く月」を視聴するかたのために、以下の順でお届けいたします。
- 「太陽を抱く月」のわかりやすいあらすじ
- 最終回直前までのネタバレをわかりやすく
- 最終回の結末を詳細に
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「太陽を抱く月」あらすじ
ここはある架空の朝鮮王朝。
太陽のような世子フォンはふとしたきっかけで愛くるしく知的な少女ヨヌと出会います。
互いに惹かれ合い、試練を乗り越えて、二人は結婚することになります。
しかし、幸せの時は長くは続かず、婚姻の礼を前にヨヌは突如、亡くなってしまいます。
現実を受け入れきれず、自暴自棄になるフォン。
太陽のように明るい存在だったフォンは、悲しみを忘れることができず、やがて笑顔を見せることなく孤独な日々を過ごすのでした。
月日は流れ、ヨヌを失ってから8年が経ち、やがて王となったフォンは・・・
幼き日のフォンとヨヌの涙のシーンはもらい泣き確実です。
「雲が描いた月明かり」のキム・ユジョンの子役時代、見どころです。
「太陽を抱く月」のネタバレ
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王フォンはヨヌを心にしまったまま、重鎮ユン・デヒョンの娘ポギョンと婚姻するも全く心を許さず、夫婦関係は冷え切っていました。
ある時、静養中に偶然通りかかった村で、フォンはヨヌの面影のある女性を見かけます。
現実か幻かわからないまま後追いし、森で迷ってしまいます。
それを助けたのは、ヨヌに生き写しの巫女でした。
フォンは巫女にウォルという名前を与えます。
その後、程なくしてウォルはフォンの厄を受ける巫女「人間札」の役目を担い、王宮に入ります。
フォンと接していくうちにお互いのことが気になるように・・・
同じく幼い日からずっとヨヌだけを思い続けているヤンミョンもまた、ウォルの存在を知り、ヨヌと重ねては想いを募らせていきます。
やがてフォンが気にかけるウォルの存在がポギョンにとって嫉妬の対象となり、濡れ衣をきせ、罪を問われることに・・・
王宮から貧民の治療をする活人署に送られたウォル。
ウォルを救い出したくても下手に動けず、自重の身のフォンはなす術がなく、途方に暮れます。
ウォルがヨヌだと思わずにはいられず、またヨヌの死の真相を内密に調べるフォン。
今度は隠月閣の霊の念を鎮める「霊受け」として閉じ込められたウォル。
そこで過去の記憶が巡り、本当は自分がヨヌという名でフォンの妃となるはずだったことも思い出します。
ノギョンから8年前自分の身に起きた悲劇と、その真相を聞き、あまりの衝撃に涙を流すヨヌ。
状況からヨヌではなくウォルとして生きる方がフォンのためだと考え、行動します。
しかし、フォンもまた、これまでの過程や調査からウォルがヨヌであると確信します。
再び、活人署に戻されたウォルは、そこで人々の治療をするヤンミョンの優しく気さくな姿を目にします。
昔と変わらぬヤンミョンに懐かしさを覚え、幼き日を思い出します。
ウォルがヨヌであると確信しながら、複雑な心境のまま、さらにヨヌへの想いが強まっていくヤンミョン。
一方、ウォルの正体がヨヌだと知った上で会いにきたフォンはヨヌを強く抱きしめ、互いの愛を認め合います。
その時、デヒョンの刺客が襲いかかってきますが、ヤンミョンたちが助けに来て危機一髪難を逃れます。
やっとフォンとヨヌが8年にも渡る悲恋を乗り越え、互いの気持ちに正直になれたのも束の間、フォンはヨヌを陥れた全真実を知り驚愕(きょうがく)します。
ヨヌを死に至らせる呪いに関与していたのは先王や大王王妃、デヒョンだけでなく、実妹・ミナもだったのです。
全ての悪事がフォンにバレて、デヒョンは謀反を企て、ヤンミョンを仲間に引き入れ、フォンを討つために動き出し・・・
ヨヌに生き写しのウォルを巡るフォンとヤンミョンにドキドキ!
「太陽を抱く月」最終回の結末
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宮殿広場ではまさにデヒョン率いる謀反軍とヤンミョンがフォンを殺めようと闘いが繰り広げられます。
ヤンミョンとフォンが真っ向勝負の場面で、状況は一変。
最初から仲間になるつもりのなかったヤンミョンは、デヒョンを裏切りフォンの側へ。
それを機に、フォンがあらかじめ用意していた軍によってデヒョン反乱軍は滅ぼされ、それで終わりと思いきや・・・
ヤンミョンはこの世にフォンと自分、二つの太陽は必要ないと、わざと反乱軍の生き残りの槍を身に受けて命を絶ってしまうのです。
兄の最期を目の当たりにし、泣き叫ぶフォン。
父であるデヒョンの謀反が失敗に終わり、もはや王妃としての立場も居場所もないと知ったポギョンも死を決意。
最期の時まで王(フォン)の女(王妃)でありたいと自ら首を吊って命を絶ちました。
壮絶な8年の決着がつき、ウォルとしてではなくヨヌとしての人生に戻り、実母や兄ヨムと涙の再会をするヨヌ。
兄嫁であり、自分を呪いで苦しめた過去を持つミナ王女にも会い、正直な思いをぶつけます。
悔いているなら、死を選ばず、兄との間の赤ちゃんのためにも生きてほしい、と。
そして、ミナ王女の代わりに苦しみ償っているフォンと兄(ヨム)のために罪を許すと告げるのです。
フォンは全ての罪を公平に裁くために、ヨヌの呪いに関わった人々を罰していきます。
妹・ミナ王女には出産後、王女の身分を奴婢にまで下げる命令を下しました。
ミナ王女の夫ヨムは婚姻関係を解消し、全財産没収され、婚姻前の位に下げられました。
呪いをかけたノギョンは本来八つ裂きだが、ヨヌの命を救い、これまで見守ってきたことを考慮し、罪状は再検討することに。
ノギョンはすぐさま、今回を機に亡くなった人々の魂を鎮めるため慰霊祭を執り行います。
そして、天に罪深い自らの命を捧げ、悪の気を身に引き受けて、亡くなります。
そして、ついにフォンとヨヌの悲願の婚姻の日を迎えます。
長い時を超えて、やっと最愛の人と結ばれる二人。
王宮の庭では子どもたちの遊ぶ明るい声が響きます。
フォンとヨヌの子、ミナとヨムの子です。
ヨヌはヨムにミナ(元王女)が罪を償い、身分が奴婢から良人に戻ったことを話します。
子どもには母親が必要だから復縁してはどうかと提案します。
そして、ヨムは子・ウィを連れてミナに会いに行き、謝り泣くミナを抱きしめます。
自らを罰し許すまいと思っていたが、もう、幸せになろうと思います・・・と。
王宮では、フォンがヨヌに内緒でサプライズを仕掛けています。
ヨヌの誕生日に隠月閣で王妃1人のための演奏会を催し、フォン自らが演奏するというのです。
でも、演奏の贈り物は失敗に終わります。
不本意な結果に終わったので他の贈り物を渡すというフォン。
「屋根から花びら?空に花火?」
と贈り物は何かと聞くヨヌ。
「それよりも いいものだ」
とフォンは言って、見つめ合う二人。
そして、熱く長く口づけをするフォンなのでした。
やっと結ばれたフォンとヨヌの甘いシーンは見ていて思わず照れてしまいます。
「太陽を抱く月」まとめ
「太陽を抱く月」は本当に何度観てもハマってしまう魅力があって、私の好きな韓ドラ一推しです。
歴史系とは言っても、実在しないストーリー展開でファンタジー要素強めなのも◎です。
衣装も華やかで映像も美しく、イケメンキャストも多めで観ていて楽しいです!
キム・スヒョン演じるフォンも、もちろんステキですが、私はどちらかというとチョン・イル演じるヤンミョン派でした。
ヤンミョンのおちゃらけに隠された優しさと切なさにきゅんきゅんです。
たくさんの人の悲しみや切なる思いの上に成り立つフォンとヨヌの愛。
そんな甘くて切ないラブストーリーを思う存分楽しめるドラマです。
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