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ロマンスは別冊付録のネタバレと最終回の結末!あらすじもわかりやすくまとめ

ロマンスは別冊付録

韓国ドラマ「ロマンスは別冊付録」は2019年1月から3月まで韓国tvNにて放送された、出版社が舞台のロマンティックコメディーです。

主演のイ・ジョンソクが入隊前ラストのドラマとして、自身初となるラブコメに挑戦したことで話題になった本作。

本を愛し、本を作る編集者たちの物語なので、ストーリーもまるで小説を読んでいるかのよう。

年下男子と年上バツイチ女性の恋愛にキュンとしながら、じわっと心温まる優しい展開に癒されるドラマです。

それでは、「ロマンスは別冊付録」の全話ネタバレと最終回の結末まで詳しくご紹介しましょう。

「ロマンスは別冊付録」あらすじ

 

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チャ・ウノ(イ・ジョンソク)はキョル出版の編集長も務めるベストセラー作家。

そんな彼にはずっと想い続けている女性が・・・。

その名はカン・ダニ(イ・ナヨン)。

ダニはウノがサッカー少年だった頃、交通事故から命を救ってくれた恩人で、それ以来ずっと実の姉以上に慕っている唯一無二の存在。

 

そんなダニが美しいウェディングドレス姿でウノの前に。

今日、いよいよ結婚してしまうダニにウノはキレイだよ、とつぶやきます。

微笑みながら・・・。

 

ところが結婚式が始まると、花嫁が消えて逃げ出していたことが判明します。

探しに行こうと車に乗り込んだウノはビックリ仰天!

何とダニはウノの車に隠れていて・・・。

ウノは行く当てがないと泣くダニに、しばらく外国にでも行く提案をするも、結局は結婚式に戻る決断をします。

 

それから数年後、ダニは夫の事業失敗、浮気が原因で娘を連れて離婚。

あの時、結婚式に戻らず、ウノに従っていれば・・・と後悔を繰り返すダニ。

いまや、家無し、職無し、お金無しのダニ。

 

離婚をきっかけに、年上バツイチ女ダニと年下イケメン男子ウノの運命が大きく変わり始めます。

 

「ロマンスは別冊付録」ネタバレ全話

ロマンスは別冊付録のネタバレつきのあらすじを1話からご紹介します♪

1話

 

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* * * #로맨스는별책부록 #ロマンスは別冊付録 #イジョンソク #이종석 #leejongsuk

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離婚し、全てを失くしたダニ(イ・ナヨン)は娘の留学費用や自らの生活のために就活を開始。

しかしながら、37歳という年齢とブランク、難関大卒&元売れっ子コピーライターという肩書きが邪魔をします。

アルバイトを掛け持ちし、こっそりウノ(イ・ジョンソク)の家の家政婦としても働きながらやり過ごす日々。

挙句、寝泊りしていた元我が家が取り壊され、わずかなお金と荷物一つで行く当ても無く・・・

 

ある日、採用面接に向かう途中に、不運にもハイヒールが無くなるアクシデントがダニを襲います。

途方に暮れていると、今度は酔っ払いに絡まれたダニ。

そのピンチを救ってくれた男性は何と偶然、ダニのハイヒールを拾ってくれていました。

お礼にダニの全財産である長ネギの鉢を渡すと、驚きつつ、面白がって受け取る男性。

雨が降り出し、ダニに傘を渡し、濡れながら去って行きました。

 

そのあとダニは、ウノの家に突然押しかけます。

事情を知らないウノは、夫婦喧嘩の末の家出だと思い、困惑するが1日だけ泊まらせることに。

 

翌朝、ダニは1年前の離婚の事実を話しますがウノは信じません。

ダニさんは幸せな結婚生活を送っている・・・ウノはそう思い込んでいたから。

2話

 

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キョル出版新入社員面接会場にて、採用面接官のウノの前に立つのは何と、高卒だと学歴経歴詐称したダニ。

意気揚々と意気込むダニを唖然と見つめるウノ。

その帰り、ウノはダニを連れて彼女の家に向かい、取り壊されて工事中の跡地を見て驚きます。

やっとただならぬ事情を悟ったウノは、昔からダニの元夫が身勝手だったことを思い出し、ダニを思うと悔しくてたまりません。

 

キャリアを偽ったことで、キョル出版の業務支援チーム契約社員(雑用係)に採用されたダニは大喜び。

一方、ダニのキャリアを知るウノは複雑な心境でした。

 

初出勤、他の新入社員に混じって奮闘するダニに、手助けはしないし、知人であることも秘密だと言いながら、サポートしまくるウノ。

 

夜、ウノはふと家の中の違和感や、かすかな物音を感じます。

見て回って、暗闇のキッチンでついに見つけた物音の正体は・・・

何と、食べ物を漁って食べているダニだったのです。

これまでも度々、家で起きていた異変や違和感の疑問が解けるウノ。

家にこっそり忍び込んでいたのはダニだったのだと。

3話

 

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ダニは元我が家が取り壊されてからの10日間、この家に住み着いていたことを白状し、しばらく居候することに。

でも何とか自立するため、ダニは部屋探しをしていると、ハイヒールを拾ってくれた傘の男に偶然再会します。

お互い名前も素性も知らないのに、何故か気が合う2人。

 

ダニがウノの家に帰ると、ダニの部屋が、見違えるほど快適に住めるように整えられていました。

ウノは内心、ダニが頼って家に来てくれたことが嬉しいのに

「そんなにイヤじゃない」

としか言えず、気持ちをサプライズで表したのでした。

 

仕事では、新刊のキャッチコピーの一件で悔しい思いをしたダニ。

ウノとお酒を飲みながら、それでも前向きで、明るく振る舞います。

飲みすぎて、ふと気づくと、部屋にウノの姿は無く・・・

その頃、ウノは何とタクシーの中。

昔からウノは酔うとダニに会いたくて、ダニの家の前に行ってしまうクセがあったのです!

今では家は取り壊され、工事中の場所で我にかえって、ダニを想っていた過去の自分を思い出すウノ。

 

家に戻り、行き先を尋ねられたウノはダニを抱きしめます。

「もう、酔って訪ねて行かなくていい、カン・ダニが家にいるから」

と心の中で思いながら。

4話

 

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悪酔いして気まずい翌朝。

昨晩はどこに行っていたのか聞かれ、好きな人の家と答えるしかないウノ。

家に置いてあった赤い下着を、ウノが後輩社員ヘリン(チョン・ユジン)に返したことを知り、勘違いしてしまうダニ。

でも実情は、全く違っていました。

ウノは酔ったら家に来てしまうヘリンに、女と住んでいるから、もう来るな!と突き放したのでした。

 

公園でたまたま傘の男の愛犬を見つけたダニは、2人でクムビと名付け、そのまま彼の家で長ネギラーメンを食べることに。

一方、ウノはヘリンとの食事の帰り、偶然ダニの元夫を見かけます。

妊婦の妻の目の前でボコボコにし、ダニへの謝罪と慰謝料、養育費を要求しました。

相変わらずの元夫の不甲斐なさに呆れるも、ダニのことを思うと悔しくて・・・

 

帰ってきたダニが、見ず知らずの男の部屋でラーメンを食べてきたと知り、無防備すぎると詰め寄るウノ。

そんなウノに、深く知ってくれてる人は1人だけでいいというダニ。

ウノ「それって僕のことだよね?」

ダニ「他に誰が?」

すっかり浮かれる単純なウノ。

 

夜、庭で月を眺める2人。

ウノは好きの代わりに月が綺麗だと呟きます。

 

【夏目漱石は「月が綺麗ですね」=「愛しています」と表現していることを引用】

5話

 

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元夫から慰謝料が振り込まれたのを知り、驚くダニだが、その一件にウノが絡んでいるとは知る由もありません。

 

マーケティング会議で、新刊の表紙イラストを、交渉相手のチ・ソジュン先生(ウィ・ハジュン)に断られた件が発表されました。

そのため運良くダニの表紙プロジェクト案が受理されることになります。

大喜びで仕事に張り切るダニを、応援するウノ。

 

初給料をもらったダニがウノを食事に誘うと、すぐにヘリンとの先約をドタキャン。

ダニがヘリンとの関係を無邪気に問いただすと、単に先輩後輩の仲だと説明するウノに、恋人だと思ったと・・・ 

「自分が誰を好きでも興味ないくせに」

と拗ねるウノ。

ダニは、ヘリンはウノに片思いしていて、ウノは別の人に片思いしていることを知るのでした。

 

ダニは仕事が終わり、家に帰ろうとすると、ヘリンがウノの家に入っていくのを見かけてしまいます。

ダニは家に戻れなくなり行くあてもなくバス停に座っていると、バスからあの傘の男が降りてきて・・・

6話

 

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ウノの家ではヘリンがそっと本棚に手紙を忍ばせていました。

実は訪れるたびに忍ばせていたラブレターは今日で13通目、でも未だウノは気付いていない様子です。

 

一方ダニは、傘の男と夕飯を食べることに。

「これからは偶然じゃなく電話して会おう」

と連絡先を交換し、やっとお互いの名前を知る2人。

そこにウノから電話。

ダニが男友達といることを知り、ウノは慌てて店に向かいました。

店のガラス越しに顔を見て驚くウノとソジュン(傘の男)。

実はソジュンこそが、新刊の表紙を依頼し、断られたブックデザイナーだったのです。

仕事のいざこざとダニも絡んで、複雑な関係だった2人。

そればかりか、ソジュンがダニに好意があると宣戦布告したものですから、さぁ大変!

ソジュンのストレートな挑発に嫉妬したウノは、わざとらしくダニにまとわりつきながら帰って行きました。

 

キョル出版では、キャッチコピーの件で一悶着あったコ理事の、ダニへの攻撃が続いていました。

ダニが表紙のマーケティングを担当した新刊の編集者欄から、ダニの名前を外したのです。

喜びの絶頂から失意のどん底のダニですが、ウノは編集長としてもダニの仕事ぶりを評価し、励まします。

そこへソジュンからダニへ電話。

「デートしよう!」

7話

 

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ウノは、ソジュンとの待ち合わせを阻止しようとダニに雑用を言いつけて邪魔をしましたが、結局はデートに行ってしまいました。

2人が気になって仕方ないウノは、次から次へとダニにメールを送りつけます。

 

食事をしながら良い雰囲気の2人でしたが、ダニがバツイチ子持ち、37歳だと告げると、わかりやすく驚きを隠せないソジュン。

ソジュンは家に帰って、自分の驚きっぷりを省みて、ひどく後悔します。

 

一方でその一件をダニが話すと、大喜びするウノ。

あの驚き様では、もう連絡もないだろうと残念がるダニに、ウノはこう言うのでした。

「男を見る目がない」

でも、もし好きになった女が年上バツイチの子持ちだったら引くだろう、と言うダニに対して

「(自分は)気にしなかった」

と答えるウノ。

そんなバツイチ女とは付き合うな、と怒るダニに、ウノはどうせ片思いだと反発するしかありませんでした。

 

縁あって同じ作家の新刊の仕事で会ったウノとソジュンは、いっしょにウノの家へ。

家の前で嬉しそうにソジュンと話すダニの姿を垣間見て、気が気でないウノ。

8話

 

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ソジュンおすすめの店で食事をしていると、ソジュンがダニに提案します。

「3ヶ月だけ付き合ってみない?」

お互い、少しずつ知っていこうと・・・

 

家に帰り、ソジュンから告白されて付き合うことになった、と嬉しそうに話すダニ。

その様子を見たウノは、ダニに「(ここが)苦しくて」と自分の胸に手を当てさせました。

ダニが、男らしい胸板に驚く間もなく、自分だって男だと迫るウノにドキドキ・・・

 

ある日、クラブに行ったダニとソ・チーム長は、コ理事の別の顔を知り驚きます。

コ理事はクラブでは顔パスのVIP客で、ダンスクィーンだったのです。

意気投合した3人はコ理事の高級マンションで飲みながら、タメ口トークで大盛り上がり!

 

ウノが家に戻ると、酔い潰れてそのまま倒れるように寝ているダニを発見!

ウノは愛しい目でダニを見つめ、優しく介抱するのでした。

 

新刊の仕事で、ダニはウノのアシスタントをすることになり、自宅を仕事場として作業する2人。

穏やかな時間の中、ウノの肩でうたた寝するダニに、髪を撫でキスをしようとするウノ・・・

ちょうどその瞬間、ソジュンからのメッセージ音が鳴り、キスを止めるウノ。

でも実は、おぼろげながらに、このキス未遂の一件をダニは気づいていました。

一体、どういうつもりだったんだろう?と意味がわからず気になるダニ。

 

雪が降ってきたので、庭で眺めながら、以前「月が綺麗だ」と言った話になるウノとダニ。

【月が綺麗だ=愛しています】

だと分かった上で、ウノは告げます。

「だから、今も言ったよ、雪が綺麗だ」

って。

間接的に甘く告白するウノに、ダニはためらいながら質問します。

「もしかして、私のこと、好きなの?」

9話

 

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ウノはダニに何も答えず家の中へ。

とたんに体の力が抜けてしまいました。

自分に対する気持ちを、しつこく否定するように促すダニに、ウノは核心を避け続けますが

(振られそうで怖いから)「違うよ、安心した?」

と。

そのあともウノが「好き、大好き」のワードを口にしてもダニは素直に受け入れきれなくて・・・

 

ヘリンはブックデザイナーソジュンの担当ということもあり、仕事上よく会うことになった2人。

仕事帰り、ダニが家の前に着くとヘリンとソジュンが玄関前に。

とっさに車に隠れるダニを見つけたソジュンは、食事に誘います。

 

家ではウノがヘリンを本棚へ誘導していました。

実はウノはラブレターに気づいていて、本棚にその返事を忍ばせていたのです。

ウノからヘリンへのメッセージは、とても優しいお礼と断りの言葉でした。

気持ちは嬉しいけど、これからも先輩後輩の関係でいよう、と。

ヘリンは泣きながらも気丈に振る舞い、ウノの前で微笑んでみせました。

その時、ウノの携帯に「加平」の表示が。

慌てて、加平に向かうウノ。  

目的地の家に着いて・・・

部屋には怪我を負い、ベッドにロープで繋がれた老人が。

泣きじゃくりながらロープを外すウノ。

 

食事中、ダニはソジュンに悩みを話しました。

「古い本(ウノ)を何度も読んだのに、最近変で、初めて読む本みたい」に感じると。

ソジュンは何か悟ったように、本が変わったのではなく、読み手(ダニ)の心が変わったのでは?

と。

10話

 

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ダニが家に帰るとウノは車ごと消えていなくなっていました。

携帯の電源も切っていて、ダニがメールを送るも、音信不通のウノ。

ダニは3日も戻らないウノが心配で、ソジュンといてもウノのことばかり考えてしまい、ずっとメールを送り続けて・・・

そしてやっと、ウノから返信が!

「そんなに会いたい?」

 

ダニが大喜びで家に帰ると、ウノは高熱を出して寝ていました。

心配し、世話を焼くダニ。

起きたウノは、強引には迫らないから、ダニはこれまで通りソジュンと付き合っていいと話します。

自分は辛くないから、負担に思わないでほしい、とも。

 

新刊の件でキョル出版を訪れたソジュンは仕事帰り、ダニとウノ、ヘリンの4人で食事に行くことに。

ソジュンのダニに対する振る舞いに、嫉妬し面白くないウノの一方で、ヘリンも2人の仲を察知していました。

4人それぞれの恋のベクトルが交錯して、かなり複雑な食事会となりました。

その後、ダニはソジュンと帰り、家に着くと庭でウノが待っていました。

そしてウノは、今日は我慢できない日だからと、不意にダニにキスを・・・

11話

 

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家で大そうじをしながらも、じゃれ合うウノとダニでしたが、途中でダニはソジュンの元へ行ってしまいます。

ダニは、徹夜明けで疲れているソジュンの愛犬クムビを預かることにしたのです。

そのころウノは、ダニのクローゼットからプレゼントのシャツを見つけて喜んでいると、ヘリンからメールが。

ヘリンが仕事でソジュンと一緒にいることを知り、ダニがデート中ではないことが、ウノにバレてしまいました。

クムビと共に家に帰ってきたダニに

「すぐバレる嘘はつくな。僕じゃダメ?僕じゃダメな理由を言って」

と言うと、次々と理由を並べるダニ。

そして、最後に、

「あんたと別れたら頼る人がいなくなる」

と言うと、ウノはダニに微笑んで

「僕のことが好きだと聞こえる」と。

 

その頃、ヘリンとソジュンは疲れてカフェで、もたれ合ってうたた寝zzz・・・

 

うたた寝から目が覚めるとウノからのメッセージがありました。

居場所が分かっていたことや、ダニに預けたクムビをウノが連れてきていたことを不思議がるヘリン。

するとつい、(ウノとダニが)同居していることを口走ってしまうソジュン。

慌てて、訂正を入れるが、ヘリンはふに落ちない。

そして出勤時にウノが着てきたシャツを見て驚くのでした。

なぜなら、以前、ダニのデスクの上に置いてあった見覚えのあるシャツだったから。

ん?もしかして?

 

書店でばったり会ってその後食事をするダニとソジュン。

ダニは私たちは時々食事をする友達のままで・・・と告げました。

 

今日は「朗読会」の日。

メイン担当だったソ・チーム長の代打として急きょ、司会進行を任されたダニ。

ダニの様子を愛しそうに見つめるウノを見て、ヘリンは点と点が繋がり、全てを悟りました。

そして、この朗読会にコ理事と共に来ていた友人が、ダニが元大手広告代理店勤務のコピーライターであったことに気付いてしまい・・・

12話

 

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朗読会は大盛況に終わり、ダニは無事大役をこなした事を認められ、労われました。

ダニ自身も久々に達成感を味わい、ウノと共に成功を喜びました。

 

一方、ヘリンはウノとダニの関係に気付いてしまい、ソジュンを誘ってやけ酒。

真夜中、ソジュンから電話をもらったウノは、ヘリンを背負ってソジュンの家へ。

ヘリンは飲み潰れただけでなく、何とキュウリアレルギーを起こしていたのです。

心配だからとソジュンの家に泊まり込むウノ。

 

翌朝、社内掲示板に「社内アイデアコンテスト」の告知が貼り出されました。

応募は匿名で部署など自由のため、俄然応募意欲を募らせるダニ。

 

理事に呼ばれたウノは、ダニの経歴学歴詐称に関して確認されてしまいます。

そして、規約違反だからダニに契約解除を通達するよう、命じられることに。

ダニに悟られないよう、傷つけないよう、あらゆる対策を講じるウノ。

でも、上手くいかずウノは人知れず苦しみます。

 

相変わらずウノの気持ちに応えられずにいるダニでしたが、転機が訪れます。

「まだ弟みたい?自分の気持ちに気づくまで待つつもりだったけど・・・教えてやるよ、お前は僕が好きだ」

こう言ったあと、ウノはダニにキスをしようとして・・・

キスを待って目を閉じるダニを見て、焦らして、結局キスしないウノ。

13話

 

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ウノは多方面でダニの再就職先を探しますが、スペックは最高でもブランクを理由に断られてばかり。

 

ヘリンは、先日の失態と迷惑を謝ろうとソジュンに連絡するも、会いたくないと完全拒否されてしまいます。

後日、ソジュンを家のそばで待ち伏せしたり、行く先々に現れては愛想を振りまくが相手にされません。

一日中追い回してやっと何とか許してもらえたヘリンなのでした。

 

加平の家ではあの老人がベッドで眠っていて、ウノは代表とお見舞いに来ていました。

死期の近まりつつある老人の側で、このまま消していいのか?

と泣くウノ。

 

近頃ネットでは突如、姿を消して消息が途切れたベストセラー作家、カン先生の愛の逃避行が話題に。

キョル出版内でも、その話で盛り上がり、いつかきっと未発表作「英雄たち」とともに出版界に戻ってくるだろうと・・・

 

その頃、ソジュンは何やら作業中。

そこには「英雄たち」〈パク・ジョンフン著〉と書かれたコピーが。

 

会議室では「キョルの伝統」と呼ばれる幹部の会議が開かれていました。

詩集の出版の決定の後、ソ・チーム長がダニの部署異動を願い出ると、コ理事はダニの契約解除を言い放ちます。

しかしながら代表も、今回のダニの件は契約解除が妥当だと、最終判断を下しました。

ソ・チーム長から一連の経緯を聞いたダニは、代表と理事に、自分の非は認めた上で再考して欲しいと願い出ます。

 

ところが、翌朝、ウノが大学講師の仕事中にヘリンからメールが。

ダニが退職願を出したと・・・

14話

 

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実は社内でトラブルが発生したのです。

出勤したダニを待っていたのは、経緯を知った社員たちの、遠慮しがちでよそよそしい態度でした。

そんな中、自分のミスをあろうことか、ダニになすりつける社員までいて。

身に覚えの無いミス、圧迫感、白い目でみたり、見て見ぬ振りをしたりする社員たち・・・

ダニはその状況に耐えきれず、退職願を出して退社したのでした。

ヘリンは最後まで、やり切れない気持ちで見送るしかありません。

バス停で泣いているダニを見つけたウノは、優しく抱きしめて慰めました。

 

ソジュンはキョル出版宛に、差出人パク・ジョンフンと書かれた封筒を送付しました。

そしてある書面をシュレッダーにかけて、ゴミに出そうとしていたところで、ヘリンの待ち伏せに出くわします。

ダニとウノの話をしたいというヘリンを部屋に入れ、意気投合、飲み明かしました。

ソジュンが目を覚ますと、ヘリンがシュレッダーされた紙をパズルの様につなぎ合わせて、文章を読んでみせました。

「まるで小説みたい」

慌ててシュレッダーくずを奪い取るソジュン。

 

コ理事から呼び出されたダニ。

何と、小さな出版社を紹介してくれたのです。

喜んで再就職したダニでしたが、トラブル続出の前途多難な職場に四苦八苦していました。

 

一方、キョル出版にはパク・ジョンフンと書かれた「英雄たち」原稿の入った封筒が届き・・・

 

ある日ダニは家の片付け中に、カン先生の日記を見つけ、読んで涙します。

先生は加平にいて、病気の身であり、時々ウノが側で看病してくれていると・・・

これまでのウノの行動を改めて思い、悟るダニ。

15話

 

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ウノは長い間、アルツハイマーを患うカン先生の世話を、人知れず続けていたのです。

そして、記憶を失くし何も書けない老人としての最期ではなく、作家として死にたいという願いを頑なに守り続けているウノ。

だから、カン先生は世間では、行方知らずの謎の失踪であると言われている真相を初めて知ったダニ。

そんな先生の秘密と約束を守り、孤独な闘いを続けてきたウノを思うと、涙がとまらないダニ。

 

夜、ウノにヘリンから電話。

出版社に届いた「英雄たち」の原稿をウノが確認すべきだと。

一方、ヘリンは原稿を読み直して、どこかで読んだような気がしていました。 

何故か、見覚えが・・・

 

社内コンテストの企画案優勝者は満場一致でダニが選ばれる結果に。

幹部たちは、すでに辞めていないダニが選ばれて驚くばかり。

代表は、応募条件は社員なら誰でもOKだったことに焦り、コ理事に相談します。

すると、ダニを「特別採用」にしたら良いのでは?と答えました。

早速、代表は好条件でダニをキョル出版社にスカウト!

ダニと代表は共に大喜びで契約成立!

 

キョル出版社では、社員であるソンイが、ダニに自分のミスをなすりつけていた件が明るみとなりました。

自分のミスを思い出し、証拠隠滅のためシュレッダーにかけていたソンイを見て、ヘリンはやっと思い出します。

「英雄たち」の原稿をソジュンのシュレッダーゴミで見つけたことを。

ヘリンがそのことをウノに報告すると、これまでの経緯や先生の日記の内容から、ウノはある結論にたどり着きます。

ソジュンはカン先生の息子なのでは?と。

 

ウノは昔、カン先生と来たことのある店にソジュンを呼び出しました。

カン先生最後の作品、「4月23日」の秘密を教えましょうか?と。

「ロマンスは別冊付録」最終回(16話)の結末は?

 

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ウノはカン先生がアルツハイマーにより忘れゆく思い出と記憶を惜しみながら、息子ソジュンのことを忘れたくなかったのだと気付きました。

だから、最後の本を「青い夜」から、内容には関係のない「4月23日」に変えたのだと。

4月23日はソジュンの誕生日だったのです。

ウノはソジュンに、カン先生のメモや日記を託しました。

カン先生はアルツハイマーによって思い出せずに、自分を探せなかったことを知ったソジュンは、涙が止まりませんでした。

父は、自分を愛してくれていたとわかったのです。

 

翌朝、加平から電話が。

亡くなったカン先生の手をとり、「安らかに」と願うウノとソジュン。

「息子へ」というカン先生の遺言(手紙)を受け取ったウノはソジュンと共に読むことに。

 

「息子へ」

認知症の老人としてではなく、「失踪」扱いにして欲しいとウノに頼んだことを悔いている。記憶を失い衰えていくのも人生の一部であり、受け入れるべき宿命だとようやく分かった。自分の人生を、本の年譜に(嘘偽りなく)刻むことをウノに託す。「誰かの本になれるような人生を送れ」(内容の一部抜粋)

 

「自ら誰かの本となり、また本のように温かく包んでくれる人が現れることを祈る」というカン先生の言葉の通り、出版社の人々はそれぞれの人生を前向きに生き始めます。

代表はコ理事と、ソ・チーム長は元夫と、ヘリンはソジュンと。

お見合いをするというヘリンにソジュンは、

「そんな奴には会うな」

「(父が)本みたいな人になれって。僕がキミの本になってあげたい」と。

どういう本よ?と聞くヘリンに、ソジュンは「ロマンス小説」と答えて。

微笑み合うヘリンとソジュン。

 

ダニは居候半年の期限を守って、部屋探しを始めます。

候補物件を見に行くダニについて行き、狭いという理由で不動産屋に断るウノ。

「引っ越すなら僕も連れて行けよ、1人にするな!」

「ダニさんが僕の家だ」

と言って、ダニに反省のキスをせがむウノ。

 

ダニとジユルが作り上げた「植物の本音」という本の出版を願い出ましたが、全く相手にされず、落ち込む2人。

このまま、表に出ることはないのかも、と途方に暮れるばかりでした。

 

キョル出版社では次々と増版が決まり、歓喜に沸く代表と社員たち。

祝いの食事会が催され、なんとその場で、ダニとジユルの本の出版が発表され・・・

諦めかけていたダニとジユルは大喜びしました。

さらに今後、キョル出版社はブラインド採用で社員を選ぶことも発表され、ダニの一件で風通しの良い会社へと変化したのです。

みんなでカンパーイ!

 

そのあと社員みんなで公園を歩いていると・・・

おもむろに手をつなぎ出すウノに、ためらうダニ。

2人の様子を目ざとく見つけた社員たちが、驚きながらも祝福します。

これでウノとダニの社内恋愛は、みんなに知られることに。

するとその様子を見ていた代表とコ理事もそっと手をつなぎ、手を挙げて見せてからは、あちこちで幸せの連鎖が起こりました。

 

手を繋いだまま走って2人きりになるウノとダニ。

「バレたわよ?どうするの?」

「バレだって構わない」

「カン・ダニが好きだと言いふらしたい」

見つめ合い、キス・・・

 

古い本を再び開く 私の好きな本で 何度読み返しても 下線を引いてしまう本

毎日新たな発見をさせてくれる本 私の一番古い本

(社員たちそれぞれが幸せを見つける)

「ロマンスは別冊付録」まとめ

「ロマンスは別冊付録」はずっと観たかったドラマで、多方面で前評判が良かったので、今回かなり期待して試聴しました。

その期待をはるかに超えて面白く、私の好きな韓ドラランキングに仲間入りです。

いろんな世代の方が楽しめると思いますが、特に大人女子にはドストライクなドラマだと思います。

仕事では完璧でスマートなウノも、愛するダニの前では甘くて可愛い年下男。

大人の恋愛だから、駆け引きしつつ、でもグイグイ押すときは押すところが観ていてウノ沼に落ちるポイントでした。

そんなに見つめられたら、普通気付くでしょ?と思わずダニにツッコミたくなるとこもありましたが、恋に鈍感になってるダニが可愛くもありました。

ラストエンディングは視聴者に向けて「月がきれいですね」というメッセージで終わるあたり、まさに「本」にまつわるストーリー性が文学的でオシャレでした。

本に例えたメッセージやセリフが、人生を考えさせてくれたり、心地よく心に染みる作品だと言えます。

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