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キム秘書はいったい、なぜ?ネタバレ9話-10話を感想つきでまとめました

過去の謎と現在のロマンスがたまらない韓国ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』。

とうとうミソが自分の本心をヨンジュンに告白し、自らキスしてしまいました。

これから二人の恋模様がどう展開していくのか楽しみですね。

でもミソの退職までの期限はあともう少し。

ミソの気持ちを手に入れたヨンジュンは、当初の目的である「キム秘書退職撤回」も手に入れることができるのでしょうか?

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『キム秘書はいったい、なぜ?』ネタバレ

キム秘書はいったい、なぜの9話10話のネタバレを話数毎に紹介します。

第9話 恋人?それとも秘書?


ミソからの口づけをヨンジュンは目を閉じて受け入れ、情熱的な抱擁と口づけをかわします。

ヨンジュンはミソに「付き合ってるよな」と確かめてから有頂天です。

それからのヨンジュンは職場で会議中に居眠りしたり、会社で昼寝したりと今まで鉄壁なガードで覆っていた鎧が無くなってしまったように変わります。

ユシクはこの変わりように心配しますが、ミソはそっと眠っているヨンジュンにブランケットを掛けて安堵しています。

今まで悪夢でうなされて、ろくに眠れなかったヨンジュンが、安らかに睡眠をむさぼっているのです。

ミソが立ち去ろうとするところへ、その手首をヨンジュンが掴んで自分の膝の上に乗せ、後ろから抱きしめます。

誰かに見られたら!?と慌てるミソに「覚悟しろ。もうスピードを落としたりしない」「昨日重い荷物を全部下したから、もう悪夢は見ない」と語りかけ、幸せそうです。

ミソはソンヨンからの電話を受け取らなくなっていました。

ソンヨンはがっかりして、イベントでの告白を悔やみます。

ヨンジュンはミソを呼び出して昼食の約束をすると、付き合って最初の食事だからスペシャルなレストランで、お祝いにケーキも欲しいと言います。

それに対してミソは「スペシャルな新しいレストランのリストを作成し、副会長のお好きなレアチーズケーキも用意します」とあくまでも秘書のままです。

どう考えても食事の計画を練る恋人同士ではなく、ただのいつもの仕事の会話ではないかと二人は違和感を覚えます。

しかしその仕事の延長モードは食事中も続き、食事が終わるともうちょっとデートしようと提案すると「勤務時間を私用に使えない」とミソに断られます。

ヨンジュンが「秘書みたいだ。これからは僕の仕事だけをサポートしてくれ。他のことは自分でする」と言うと、ミソはとまどいます。

「言うとおりにして欲しい。僕は利己的なボスだが、利己的な恋人にはなりたくない」とヨンジュンに説得され、ミソは受け入れるしかありません。

それからのヨンジュンは有言実行をします。

が、「自分でする」のピントがずれていて、自分でコピーを取ったり、紅茶を淹れたりして自分にできないことはないと満足気です。

その行動は部署の皆を驚かせ、「解雇前の静かな圧力」「嵐の前の静けさ」と不安と恐慌に陥れます。

ヨンジュンは話しがあると入ってきたミソに「座りたまえ。僕が初めて淹れたティーだ」とすすめて、その熱さにやけどしたミソに駆け寄ります。

副会長が自分の用事を自分でされては困ります、それは秘書である私の仕事ですとミソは訴えます。

てっきり自分がコピーや紅茶を淹れたりして、ミソを助けていたと思っていたヨンジュンは驚きます。

付き合いだしたからといって特別な扱いはされたくないし、今まで9年間ヨンジュンの雑用をこなしてきたとミソは訴えます。

そして「もうしないで下さい。これからはキム秘書とキム・ミソの間に線を引いて下さい」とお願いするミソに、それではあまりにも理性的ではないかと歯向かうヨンジュンの前からミソは仕事に戻ります。

しかし、本当はミソの言うことが論理的で正しいのに、今の気分が自分で理解できません。

退勤時間にミソに今日の仕事を終えたかと聞くと、「スケジュールはありません」と冷静に答えるミソを見て、心の中では「食事を一緒にして誤解を解きたい」と言われるのを期待していたヨンジュン。

「そうか。なら帰宅するべきだ」と言いながらも「まだ帰宅するな。一緒にいるべきだ」と願いますが、ミソはあっさり「ではそうさせて頂きます」と微笑みます。

ミソも心の中では「キム秘書は家に帰って、キム・ミソは僕とデートだ」と言われることを期待していましたが「ではそうしろ」と言うヨンジュン。

お互いに表面上は完璧に公私を分けた上司と秘書として完璧な会話ですが、恋人としての二人は心の中では全く別のことを叫んでいます。

ミソの帰宅後、ヨンジュンとまともな会話もないまま別れてしまい、気になるミソはベッドでも眠れず、携帯を見ては来ないメールに項垂れています。

その時、ミソの家に誰かが訪ねてきました。

ドアを開けるとそこには・・ヨンジュンが立っています。

ヨンジュンはコッテギ(豚皮)をテーブルの上に取り出し、自分が持ち帰り用に焼いたと話しますが、彼が豚皮を焼く場面を想像してミソは笑いがこみ上げてきます。

次にミソの好きなポンテギ(蚕のさなぎのおつまみ)を出して、好物に喜ぶミソですが、ヨンジュンは「僕の彼女は豚皮や昆虫が好きな変わった味覚の持ち主だ」と呆れています。

その後、二人で楽しくお酒を飲みながら「僕のことをオッパ(お兄さん)と呼べ」とミソに迫るヨンジュンですが、突然ミソの姉二人が訪ねてきます。


ヨンジュンは姉たちに挨拶しようとしますが、ミソはすかさずヨンジュンをクローゼットに隠します。

不満たらたらのヨンジュンですが、姉二人が入ってくるとテーブルの上の二人分の食器を見てまたヨンジュンが来たとバレてしまいます。

それからは姉たちのヨンジュンの悪口大会が始まり、ミソはクローゼットにいるヨンジュンに聞かれていると思うと、気が気ではありません。

やっと姉が帰ってクローゼットを開けると、睨むヨンジュンの姿が。

最初は文句を言うヨンジュンですが、ミソと喧嘩したくないクローゼットの中にミソを引引き寄せ、唇を合わせ、ミソは応えるように彼の首に手をまわし、熱く抱擁します。

ミソはどうしても24年前の「お兄ちゃん」のことが気になります。

自分が何か勘違いしているのではないかと記憶を探っていると、「お兄ちゃん」の名前がソンヨンと似た名前かもしれないと気付きます。

ミソは試しに眠るヨンジュンに「ソンヒョン・・オッパ❓」と呼び掛けてみると、眠りながら「何・・?」と応えたヨンジュンにミソは衝撃を受けます。

第10話 24年前の真実

ミソは目覚めたヨンジュンにソンヒョンオッパに返事をした真意を知ろうと詰め寄りますが、ヨンジュンは「寝言だ。意味はない」と取り付く島もありません。

ヨンジュンはミソが消えると「知らなくていい。もう二度と泣かせたくない」と意味深に呟きます。

ミソは「お兄ちゃん」の記憶を整理して、齟齬を見つけようとしてます。

ヨンジュンと「お兄ちゃん」の共通点を考えます。

寒がりなこと、デザイナーオーダーのカーディガン、彼らの母親が誘拐された息子を「ヒョンニ」と呼んだこと。

ミソは意を決してイ家を訪ね、母親のチェ女史(キム・ヘオク)にヨンジュンが名前を変えたことがないかと尋ねますが、そんなことはないと一蹴されます。

しかも、「ヒョンニ」というのは聞き間違いとも言われ、ヨンジュンが「お兄ちゃん」の可能性を否定されます。

帰ろうとしていると、リビングにヨンジュンとソンヨンの並んで移った幼い頃の写真があり、家にいたソンヨンにこのどちらが彼なのかと聞きます。

ソンヨンから教えられた少年は自分の記憶の「お兄ちゃん」ではなく、ミソは顔色が変わります。

ミソの気持ちも考えずにソンヨンは「告白の答えは必要ない。ただ、僕の心を知ってもらいたかった」と話しかけますが、ミソには衝撃のあまりその言葉は届いていませんでした。

ミソは考え込みます。

━━「お兄ちゃん」はヨンジュンだった。でも皆はソンヨンオッパだと言う。私も知らないふりをすべき?━━

ミソが毎年恒例の姉妹で済扶(チュブ)島に行くことを知ったヨンジュンはユシクに相談します。

自分と付き合えるなんて光栄ではないかと思っていたのに、ミソの姉二人からは嫌われているようなのです。

どうやって自分の素晴らしさを教えて交際を認めさせるか、アドバイスを聞いてヨンジュンは実行に移します。

済扶島に来たミソ、ピルナム、マルヒは「毎年来ていると親戚の家に来たみたい」とはしゃぎながら家に入ります。

庭の縁台の上でミソがスイカ半分をくり抜いた場所へ焼酎をいれた「スイカソジュ」を姉と楽しく飲んでいると、見慣れた姿が・・。

ミソが「副会長」と叫ぶと、嬉しそうに近づいてくるヨンジュンですが、3姉妹は顔が強張ります。

意気揚々と挨拶するヨンジュンはユシクから聞いた「義理の家族には尽くせ」という言葉で、済扶島まで押しかけて来てそれを実践するつもりでした。

しかし、その挨拶も「キム秘書と私の関係を心配なさっていますが、心配はいりません。お姉さまが思っている以上好意を抱いています、キム秘書が」とあくまでもミソが好意を寄せているように話します。

慌てて、「勿論、私もキム秘書に好意を持っています」と付け加えますが、ヨンジュンのナルシストキャラは健在です。

しかし、長女ピルナムからは何につけ「住む世界が違う」と批判されます。

このペンションではなく高級ホテルを予約しようとしたり、食事に有名レストランを選ぼうとしたり・・確かに考えからして違います。

姉妹は安い金額で食べ放題のカンジャンケジャン(カニ料理)の店に行きますが、ヨンジュンはこの料金で食べ放題のシステムに驚愕します。

ピルナムに嫌味を言われつつも、自分も皆と同じだと示したいヨンジュンはカニを食べ、食べ、食べ続けてお腹が張り裂けそうですが、店主が止めるまで食べ続けます。

次は潮干狩りに出ようとする姉たちを見て「休暇中になぜ労働を?」と驚きますが、またピルナムに住む世界が違うといわれ、潮干狩りに臨みます。

ミソと一緒に潮干狩りをしながら愛情を注ぐヨンジュンの姿に、ピルナムの「御曹司だから」という偏見は崩れていきます。


姉妹は毎年ここに来る理由をヨンジュンに話します。

幼い頃に母の誕生日にここで偶然起きた出来事から、母が「毎年私の誕生日には、ここに来ようね」と言ったのに、翌年来ただけで母は病気で亡くなってしまったこと。

母がいなくなっても、母との約束だけは守り続けていること。

母の命日には悲しんで、誕生日には楽しむようにしていること。

そして、ミソの幸せの為に普通の人ではないヨンジュンが相手で心配であったことをピルナムは告げますが、今では口にしないだけでヨンジュンのミソへの愛情と優しさを認めています。

ヨンジュンは「心配をおかけしないようにします。僕もお姉さんたち同様にキム秘書を幸せにしたいと思っています」と応え、隣でミソは幸せそうに微笑みます。

その後、ヨンジュンとミソは姉たちに別れを告げ、済扶島からソウルに戻ります。

会社ではイベントのPR活動として、マジックショーが開催されます。

ヨンジュンはVIP席に座り、離れた一般席に座るミソの元にソンヨンが現れます。

ソンヨンはミソに「僕の子供の頃の記憶が間違っていると言われたが、ミソもそう思うか!?」と真実を母から明かされたソンヨンは食い気味に訊きます。

その瞬間、舞台には長い髪で赤い唇、赤いハイヒールの女性がブランコで現れます。

その瞬間、ミソは自分を誘拐した女の姿がフラッシュバックして、恐怖のあまり気を失ってしまいます。

すぐさまヨンジュンは駆けつけると、ミソを抱き上げます。

『キム秘書はいったい、なぜ?』9話-10話の感想まとめ

遂に交際を始めたヨンジュンとミソですが、9年も上司とその秘書としての関係を続けていると、いきなり恋人の会話は無理でしょうね。

だから超ナルシストで俺様のヨンジュンと真面目過ぎるミソのやり取りはとても楽しめます。

そして、知っていて待ち遠しかった10話で、カメオとして『この恋ははじめてだから』のイ・ミンギとチョン・ソミンがミソたちの若い時の父母として登場します。

今回、この二人を見て感激してしまいました。

ミソの回想に出てくるチョン・ソミンがとても愛情溢れる優しいお母さんで、亡くなってしまうと思うと自然に泣けてきました。

ソンヨンの入れ替わった記憶はいったいどうしてなのか?24年前に何があったのか?謎が深まった今、ミソは過去の記憶を取り戻すことができるのでしょうか?

次がとても気になりますね。

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